わたしと私。

〜Life is What You Make It〜

運動をすること。

運を動かすと書いて

’’運動(うんどう)’’そのことを知った時、
私は驚いた。
身体を動かすことが
本当に運を動かすのだろうか?と。

元々小さい頃から運動は大嫌いだった。
身体を動かすと自分の息が上がり、
なんだか情けなく見えるのではないか?
苦しいことに何か意味があるのだろうか?

そう思い身体を動かすことをせず
自分に言い訳をしているうちに
横に大きくなり、
自分を鏡で見ることができないほどに
なってしまった。

服のサイズも大きくなり、
自分が惨めに思えた。
気分も下がり、
人の目を必要以上に気にするようになった。

それから社会人になり、
猫背で運動もしないまま過ごしていたところ、
ヘルニアを発症した。

左足に激痛が走り、
立つのがしんどかった。
なんで自分はこうなってしまったのだろう?

振り返ることが多くなった。
しかし、このままではいけないと思い
昔から興味があったヨガを始めてみることに。

これが私と「ヨガ」の出会いだ。
自分にはできるのだろうか?と
不安に思いながら教室に行った時の
記憶は今でも覚えている。

ヨガに行ってレッスンを受けた時
身体が少し軽くなるのを感じた。
そして私はヨガが楽しく、
いつの間にか会員になっていた。


最初は続けられないだろうと思っていたヨガも
いつの間にか8年も続けている。
その間にもおサボりは何度もあったが
月に2回は必ずレッスンを受けていた。

そして気づいたらヘルニアも治っていた。
こんなことあるのだろうか?
ヨガは身体だけじゃなく、
心も変えてくれた。

自分は自分のままでいい。
ありのままの心を見つめることを。
感情的になることもある私たちを
客観的に見つめる方法。


ヨガは運動が苦手な人には持ってこいだ。
そして心も変えてくれる。


「運動は運を動かす。」って
最初は嘘だと思ってた。

「運動が??」と冗談で聞いていたが、
実際にやってみて、不思議な出会いがあったり
嬉しいことがあったりと
気分も前向きになることが多くなった。

何よりも自分を惨めに思うことがなくなった。
自分をもっと大切にすることを教えてくれた。

運動は私たちの生活を豊かにしてくれるツールだ。
そして、私はヨガを通して自分を大切にすることを学んだ。

来月、インドへ行く。
ずっと夢だった本場でヨガを学ぶ。
学んだ先に何があるか。
楽しみだ。

自分の目で見て実際に体験する、これが人生で大切なことだ。