猫背。
猫背でいることってかなり楽。と
昔は思っていた。
きっと物心つく前から自分は猫背だったと思う。
小学生になり、身体が大きくなっていき写真撮影があり
見てみると自分の姿勢の悪さに親が嘆いていた。
中学生に上がっても私は「猫背でいいじゃん〜」と改善しなかったため、
肩こりがひどくなっていった。
そして自分にも自信がなくなり、周りから自分の存在を消すかのように
猫背を極めてしまった。
なぜ猫背を極めたのだろうか。。
中学生の時、ヤンキーや不良はみんな猫背で自転車に乗っていて
登校バックを背負っているのを見てかっこいいと思った時期があった。
私もああなりたいと思いやってみたところできるわけがなかった。
そのおかげで猫背を極めてしまったのかもしれない。
猫背のまま社会人になり、ある日新人の座学研修があった。
座っていて立ち上がろうとした時、左足に激痛が走った。
痛すぎて歩くのにも支障が出てくるほどの痛さだった。
あまりにも痛すぎて会社を休んで、病院に行くと
「椎間板ヘルニア」と診断された。
ヘルニアになった原因として、猫背であることが一理あると言われた。
姿勢が悪いことで神経を圧迫し、脊髄に支障が出ていた。
今までの姿勢の悪さの蓄積を解消しないとヘルニアは治らないと言われた。
それからまずはヘルニアの症状を少しでも軽くするために
コルセットをつけながら仕事をし、夜はストレッチをすることに。
薬を飲んでリハビリもした。
もちろん猫背を解消するために、毎日鏡を見て姿勢をチェックした。
またその頃社会人になりたてだったので慣れない仕事でストレスが溜まり始めていたので
ヨガをはじめた。
自分の身体がいかに固まっているのか、バランスが悪いことに気づいた。
それからヨガやストレッチなど意識的に続けていくうちに
猫背で内向きだった心も前向きになってきた。
姿勢が改善されると左足の激痛は少しずつ解消されていった。
ヨガとストレッチをし、自分の身体のメンテナンスを続けたことで
姿勢の改善、身体のバランスを整えることができた。
ひどい肩こりだったが肩甲骨を回し、柔らかくすることで
肩こりも前と比べてしなくなった。
周りからも「姿勢が良くなったね。」「痩せた？」と
言われるようになった。
猫背であることで今まで自分のことに自信もなかったが
改善することで自分に自信を持てるようになった。
猫背でいると見た目は何か重いものを背負ってるように見える。
それとかっこいい服や可愛い服を着てもイマイチに見えてくる。
じゃあ改善するためにはどうしたらいいの？と思う方もいるので紹介しますと。。
※
一番簡単な方法としては
壁に自分の体をつけてみる。
その時にかかとをつけ肩が壁につくように、
腰は拳一個分入るくらいにするのが
正しい姿勢です。
※
毎日自分の身体をチェックすることで自分のことも
心のこともわかってくる。
猫背を改善することは自分の気持ちも改善できるということ。
私も今まで蓄積してきたものをまだ全部解消できたわけではないが、
これからも自分の身体と付き合っていく上で少しずつ猫背を解消していきたい。
